レベニューやGOPは伸ばしたい、ただこれ以上ADRを下げるわけにはいかない・・・そんなお悩みを抱えたレベニューマネージャー・支配人は多いかと思います。
今回は、割引以外の方法で予約を増やせる料金プランのアイディアをご紹介します。
目次
レイトチェックアウトプラン
稼働率が低く、ワンフロア全ての部屋を、遅いチェックアウト時間にする事で、清掃時間を通常より後にできるホテルで使いやすいプランです。
午前中はゆっくり過ごしたい、飛行機や新幹線の出発時間まではホテルで過ごしたい、といったゲストのニーズに応える事ができます。
インバウンドが盛んだった頃は、旅行最終日の飛行機が飛ぶ前に買い物をしたい中国人ゲストが、レイトチェックアウトプランを多く利用する傾向にありました。
アフタヌーンティー付きプラン
アフタヌーンティーという付加価値を訴求する事で、素泊まりよりも高い金額で販売するプランです。
来訪されたゲストに、ホテルでの優雅なひと時をアフタヌーンティーと一緒に過ごしていただきます。レストラン一体型のホテルや、食事に強みがあるホテルに向いています。
単純にアフタヌーンティーが楽しめる、というだけではなく「老舗○○ホテルの料理長監修」や「有名パティシェ監修」など、特別感のあるアフタヌーンティーとして訴求することが人気に繋がります。
例を挙げると、福岡のザ・ワンファイブヴィラ福岡は公式HPやインスタグラム等でアフタヌーンティーを強く訴求しており、実際に食べたゲストがその写真をツイッターにアップして話題になっています。
夕食付きプラン(Go to キャンペーン適用期間)
現在(2021年1月13日)は停止中ですが、Go to キャンペーンが再度適用されるのであれば、ホテルの食事をお得に利用したいお客様は多くいらっしゃいます。
ゲストからすれば、通常時に宿泊代10,000円、夕食代5,000円、合計15,000円のホテルでも、Go to キャンペーンで割引が適用されれば、9,750円で宿泊・夕食共に楽しむことができます。
夕食を提供できるレストランが備わっているホテルはもちろんのこと、近くに提携できるレストランや食堂があるホテルは、夕食付きプランをOTAでも販売しましょう。
海外OTAでは夕食付きプランが販売できない、と思われているレベニューマネージャーもいらっしゃいますが、大手の海外OTAであれば、夕食付きプランの販売も可能です。
より高いADRで売れるプランを作りたい方は、お問い合わせフォームより宿サポートまでご相談下さい。