OTAのクチコミは、表示順位アップや転換率(ページを見た人が予約をする確率)の改善に重要です。
クチコミの評価が良ければ、例え知名度で大手に劣る施設であっても、新規顧客が獲得できる確率は上がります。
逆にいくら広告投資をしても、クチコミの評価が悪ければ、予約になかなか繋がりません。
この様に重要なクチコミですが、例えそれが良い内容であっても悪い内容であっても、開業当初はそもそものクチコミの数を多く集めるのに一苦労します。
そこで今回は、実際に成功しているOTAのクチコミを集める方法をお伝えします。
目次
クチコミを書いてもらう代わりに、ゲストにノベルティを渡す
チェックイン時に、「予約されたサイトのクチコミを書いていただいた場合、ノベルティをお渡ししています」とゲストに伝え、客室にも紙で簡単な案内を置いておきます。
その上で、チェックアウト時にクチコミを書いていただいたかゲストに尋ね、ノベルティを渡します。
ゲストが本当にクチコミを書いているか否かを、チェックアウト時にわざわざサイトにアクセスしてまで確認する様なことは勿論しませんが、日本人は真面目な人が多いので、嘘をついてまでノベルティをもらう人は少ないです。
コストはかかってしまいますが、ノベルティというちょっとしたサービスを付ける事で、ゲストにクチコミを書いていただきやすくするのです。
レストランや朝食会場に案内を置く
食事のクオリティは、良くも悪くもクチコミの対象となりやすいです。
場の雰囲気を壊さないデザインで、壁にクチコミをお願いしたい旨を記載した掲示物を貼ったり、テーブルに簡易なクチコミを促す案内を置いても良いでしょう。
食後はテーブルでひと息ついているゲストも多いので、レストランや朝食会場の見える場所に、クチコミをお願いする掲示を置くのも一つの手です。
食事が美味しければ、良いクチコミを書いて下さるゲストも多いはずです。
チェックアウト時に、ゲストにシンプルにお願いする
最後の手段は、チェックアウト時に「よろしければ予約された○○(OTAのサイト名)にクチコミをお願いします」と、ゲストにシンプルにお願いすることです。
そんな単純なお願いでゲストがクチコミを書いてくれるのか、と思うかもしれません。
しかし、チェックアウト時はゲストがホテルに対する思いや印象が最も高まっているタイミングです。
このタイミングでお願いをされれば、クチコミを書いて下さるゲストは一定数いるのです。
海外のホテルでは、チェックアウト時にストレートにクチコミをお願いしているフロントも多く見受けられます。決して失礼には当たりませんので、是非ともお願いしてみましょう。
口コミの対応方法も知りたい方は、ホテルの口コミに対する効果的な返信・対応とは?事例付きで解説しますもご覧ください。
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