レベニューマネジメントによりホテル・旅館の売上を最大化します
レベニューマネジメントとは、過去の販売実績・データから予測を立てて、予約の販売価格をコントロールする手法です。
宿サポートでは、現場業務が多忙な施設のご担当者様に代わりレベニューマネジメントを実施することで、施設の売上アップに貢献します。
レベニューマネジメントが必要な理由
レベニューマネジメントを取り入れるべき理由は複数ありますが、最も大きな理由は収益を最大化できるためです。
例えば、以下の様に一切需要予測をせず価格を常に一定としているホテルAと、曜日によって変わる需要の量に合わせ価格を変動させているホテルBがあるとします。
価格(ADR)が常に一定であるホテルAは、需要の弱い平日や日曜日は稼働率が上がらない一方、需要の強い土曜日は稼働率が100%となり、本来はより高く売れたであろうチャンスを逃しています。
一方、曜日による需要の強弱に合わせ価格をコントロールしているホテルBは、平日や日曜日は安く販売し稼働率を上げている一方、土曜日は高い金額を設定することで売上を最大化しています。
ごく単純な比較ですが、ホテルA(売上→4,600,000円)とホテルB(売上→4,930,000円)では、月~日の1週間で売上に330,000円の差があります。
需要に応じて価格をコントロールすることで機会損失を防ぎ、売上を最大化できるのです。
このサービスで得られる成果
経験豊富なスタッフによるレベニューマネジメントで、料金ランクの設定からサイトコントローラーおよびOTAの運用・作業代行まで推進します。
宿泊施設の経営者にはOTA売上・利益の最大化を、現場スタッフの皆様にとっては業務負荷の軽減をもたらします。
現状把握
サイトコントローラーやOTAの売上データを収集し、曜日別・客室別・宿泊人数別等の観点で分析します。
設定されている料金ランクはエリアで同クラスのホテルと比較して安すぎる、もしくは高すぎないか、1名と2名の料金の差は適切か、当日や1日前に頻繁な大幅値下げを行っていないか等、現状で改善すべきポイントを洗い出します。
既存の料金ランクを見直すだけではなく、眺望の良い客室と通常の客室の料金ランクを分ける、インバウンド・国内ゲストで異なる料金ランクを設定する等、ADRや売上を伸ばすための新しい料金設定もご提案します。
- サイトコントローラーやOTAの売上データ分析
- リードタイム別予約動向分析
- 人数別予約動向分析
- サイト別予約動向分析
- 新しいプラン・料金設定
- 新しい料金ランクの設定
競合については、先の6カ月の周辺の競合施設の販売料金を、Google・OTA・メタサーチ等を通してリサーチします。
また、競合比較については料金のみではなく、客室の広さやサービス内容、口コミから想定される強みや弱みも調査します。
価格設定・運用
自社の現状把握と競合調査の後に、販売価格を設定します。
販売価格は感覚で決めるのではなく、昨年や前月の自社の販売動向や、競合施設の価格、エリアのイベント情報等を基に、定量的なデータによって決定します。
用意すべき料金ランクや料金プランをサイトコントローラーに設定し、各OTAに料金を流し込み、必要に応じてプロモーション等の設定をします。
設定後は予約状況を毎日確認のうえ、予約数や在庫数の変動に応じて料金や開け閉めする料金プランを毎日調整します(完全手動か、システムを利用するかは応相談)。
上記の設定~日々の運用実務まで、宿サポートが一気通貫して行います。
もちろん、施設の状況に合わせレベニューマネジメントの一部業務をお受けすることも可能です。
提供価格
OTA売上に対する4%の費用が、レベニューマネジメント手数料の基本となります。
しかし、サービスメニューや支援内容により、固定料金や4%未満の費用とすることも可能でございますので、お気軽にお問合せください。